学校経営方針 of 三重県立四日市高等学校

Ⅰ 目指す学校像(基本理念)

  •  全職員が一丸となって生徒一人ひとりの無限の可能性を引き出し、我が国及び国際社会において活躍できる創造力豊かな人材の育成を図ります。
  •  授業、課外、特別活動、部活動などあらゆる教育活動の場面で個々の生徒の自己指導能力を育成します。
  •  生徒、保護者、教職員、県民から信頼され、活力があり魅力ある進学校を目指します。

Ⅱ 現状と課題 

  1.  本校は、創立以来これまで、我が国及び国際社会において活躍する多くの人材を輩出してきましたが、特に最近の10年は、三重県を代表するリーディングハイスクールとして、生徒、保護者を初め、県民から大きな期待が寄せられています。
  2.  生徒の視点から学校経営改善を進めるために、生徒の意識調査や授業評価等を積極的に取り入れ、生徒の学力向上、豊かな心の育成、健やかな体の育成に向けた学校経営の改革を継続して取り組む必要があります。
  3.  社会環境の複雑化・多様化に伴い、本校にもさまざまな課題を抱える生徒もいることから、スクールカウンセラー等と連携し、教育相談体制の充実を図る必要があります。
  4.  生徒は1年次、全員が部登録しており、全国大会に出場したり東海大会で優秀な成績を収めている部があるなど、文字通り「文武両道」を実践していますが、教員数の制限もあることから、部の再編活性化を図る必要があります。     

Ⅲ  中長期的な重点目標

  1.  生徒の学校、学級満足度調査を定期的に行い、実態を把握するとともに検証を行い、生徒にとって活力があり魅力がある学校、学級作りを目指します。
  2.  本校独自の学習指導方法を活用し、継続して授業の内容を改善し充実させるとともに、授業時間の確保に努め、生徒の学力の充実、伸長に努めます。
  3.  授業研究や授業公開等を通して教員の授業力を向上します。
  4.  生徒一人ひとりの個性の伸長を図りながら、同時に社会的な資質や能力・態度を育成し、さらに将来において社会的に自己実現ができるような資質・態度を形成していくための指導・援助を行い、個々の生徒の自己指導能力の育成を図ります。
  5.  生徒が学力を高めることができる指導を充実させるとともに、多様な学習機会の提供に努め、生徒のキャリア教育につなげます。
  6.  教育計画や指導方法に関する実質的な議論が行えるように、各種委員会の充実や情報交換会等を設けるなどして組織を活性化させ、生徒の状況の迅速な把握と対応に努めます。

Ⅳ 本年度の行動計画

生徒の学校、学級満足度調査を定期的に行い、実態を把握するとともに検証を行い、生徒にとって活力があり魅力がある学校、学級作りを目指します。

【教科会・学年会・教務部・総務部】                                  

  1. 生徒から信頼される授業を実践するために、生徒による授業満足度アンケートを実施してニーズを把握し、授業改善を行います。
  2. 定期試験、実力試験、実力養成試験などの他に確認テストや宿題テストなどを実施し、個人の学力を分析しきめ細かい学習指導を行います。

    (取組状況の指標:生徒一人ひとりの課題提出状況を把握し、個別面談を行う。
     授業満足度調査アンケートの実施)
    (達成状況の指標:授業満足度70%以上)
【保健部・生徒指導部・学年会・人権教育・図書部】                           

  1. 授業・HRや日常の対話の他に学級満足度調査、個別面談、三者面談を実施し、生徒の進路に関する不安や、友だち関係、家族関係など様々な悩みを把握し、必要に応じてスクールカウンセラー(教育相談専門員)や教育相談担当者、養護教諭と連携して生徒一人ひとりの社会環境改善や心のケアに努めるとともに、校内の教育相談体制の充実に努めます。

    (取組状況の指標:学級満足度調査、個別面談、三者面談の実施、ケース会議の実施)
    (達成状況の指標:学級満足度調査年2回、個別面談回数年間3回以上実施、
     スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等の校内外の専門家、
     教育相談担当者、養護教諭と学年会議によるケース会議年間3回以上)

本校独自の学習指導方法を活用し、継続して授業の内容を改善し充実させるとともに、授業時間の確保に努め、生徒の学力の充実、伸長に努めます

【教科指導】                                  

  1. チャイムと同時に授業を開始し、65分間の時間を確保します。

【教務部・総務部・進路指導部・教科会・図書部】                                 

  1. 教員が出張等で授業が欠ける場合は、できる限り時間割変更をし、極力自習時間をなくします。
  2. 習熟度講座、少人数講座等を実施し、理解や定着を図り、生徒の満足度を高めます。
  3. 土曜学習会や課外授業(夏期講座含む)を充実させ、個に対応した指導を行います。

    (取組状況の指標:時間割変更、習熟度講座、少人数講座、土曜学習会、課外授業の実施)
    (達成状況の指標:習熟度講座、少人数講座の開講、自習時間1クラス当たり年間4時間以下、
     土曜学習会年12回以上、通年課外授業、長期休業時課外授業の実施)

授業研究や授業公開等を通して授業力を向上します。

【教科会・総務部・図書部】                                 

  1. 保護者や地域の方々を対象とした授業公開を行い、授業力向上に努めます。

   (取組状況の指標:研究授業の実施、参観者アンケートの実施)
   (達成状況の指標:公開授業年間2回実施、参観者アンケートによる評価)
【進路指導部・教科会】                         

  1. 先進高校、中等教育学校、進路指導専門機関等へのベンチマーキングや研修会に参加し、授業力向上のための研鑽に努めます。

   (取組状況の指標:ベンチマーキング及び研修会の参加)
   (達成状況の指標:ベンチマーキング派遣のべ4名、研修会の参加のべ10名以上、
    参加者による報告会を実施し、還元研修会3回以上)
【教科会】                               

  1. 教科会の充実を図り、指導法などの研究を進めます。また、若手教員に研究授業を奨励します。

   (取組状況の指標:研究授業の実施)
   (達成状況の指標:研究授業各教科年間1回以上)

生徒一人ひとりの個性の伸長を図りながら、同時に社会的な資質や能力・態度を育成し、さらに将来において社会的に自己実現ができるような資質・態度を形成していくための指導・援助を行い、個々の生徒の自己指導能力の育成を図ります。

【学年会・人権教育・生徒会・生徒指導部・図書部】                        

  1. ソーシャルスキルトレーニング等の教育技法を取り入れ、相互育ち学び合える集   団を育成します。

   (取組状況の指標:教育技法を採用した学級経営、特別活動、課外活動の実施)
   (達成状況の指標:ソーシャルスキルトレーニング等教育技法を採用した特別活             動や
    総合的な学習実施。
    1学年各クラス年7回以上、2・3学年各クラス年5回以上)

  1. 三重県人権基本方針に基づいた人権学習を実施し、人間のあり方、生き方を考え、生徒の人権に対する意識を高めるとともに人権討論会等で関わりのスキル、配慮のスキルを高めます。

   (取組状況の指標:人権LHR、人権講話、人権討論会の実施)
   (達成状況の指標:人権LHR各クラス4回以上、生徒主体の人権討論会1回)
【生徒会(役員・運動、文化部各部長・室長)・学年会・事務部】                          

  1. 生徒、教職員、外来者等全ての人に対して場面に応じた挨拶ができる様に取り組むとともに、生徒のコミュニケーション能力向上につなげます。

   (取組状況の指標:生徒を主体とした挨拶推進運動週間の実施、学校窓口応対の充実)
   (達成状況の指標:挨拶推進運動週間年4週以上、ロールプレーの実施)

生徒が学力を高めることができる指導を充実させるとともに、多様な学習機会の提供に努め、生徒のキャリア教育につなげます。

【総務部・進路指導部・学年会】                             

  1. 土曜学習会、夏期特別講座、自習室開放等の学習支援活動を充実し、入学時以上の学力を付け希望進路の実現を図ります。

   (取組状況の指標:土曜学習会、夏期特別講座、自習室開放の実施、上位校に合格できる学力を保障する)
   (達成状況の指標:土曜学習会年間12回、夏期特別講座4日、休日自習室開放年間30回以上)
【進路指導部・図書部】                                    

  1.  生徒の進路に対する意識や意欲を高めるため、大学見学や入学試験情報、データを定期的に提供し、生徒の受験に対するモチベーションを高めます。

   (取組状況の指標:大学見学会、進路講演会の実施、進路情報誌の発行)
   (達成状況の指標:東京、京都大学見学会1回、進路ガイダンス2~3回実施、「導の発行、ようこそ先輩講演会1回実施)
【進路・学年会】                                 

  1. 事前に保護者、生徒の希望を取り入れた上で進路検討会議を実施し、個に応じた進路指導を組織的に行い、生徒の学力、適性にあった進路を実現します。また、保護者に最新の進路情報を提供し、生徒への受験支援や理解を図ります。

   (取組状況の指標:進路事前保護者面談、生徒個別面談、進路検討会議の実施)
   (達成状況の指標:各面談、会議年2回以上実施)

教育計画や指導方法に関する実質的な議論が行えるように、各種委員会の充実や情報交換会等を設けるなどして組織を活性化させ、生徒の状況の迅速な把握と対応に努めます。

【教科会・学年会・進路指導部】                                   

  1.  教教科の学力向上のための指導計画や教材の共有化等を図り、教科内の情報交換を進めます。また各教科、科目指導計画の進捗状況調査を行い、学習指導の品質を整え、充実を図ります。また、質、量の両面から生徒の実態に合った課題が提供されているかについて必要に応じて抽出聞き取り、定期的に検証し、適切な家庭学習が行われているかを把握し、生徒の学力向上につなげます。

   (取組状況の指標:教科会・学年会の実施)
   (達成状況の指標:教科会・学年会を年5回以上実施し、進捗状況調査を把握。
    生徒の実態に合った課題の質、量調査結果と学力向上の相関性について管理職に年3回報告し改善に役立てる)
【総務部・管理職・学年会】                                

  1. 各種面談、学級満足度調査、ケース会議などの結果から得られた情報、知見をもとに主任会議や各種委員会を定期的に開催し、情報の共有を図るとともに校務分掌や部活動の在り方等も含めた学習者本位の視点から改善点を検討し継続した学校経営改善に取り組みます。

   (取組状況の指標:学級満足度調査、各種面談、主任会議、各種委員会の実施)
   (達成状況の指標:8月に中間評価を実施、改善点の提案各委員会1項目以上)

  1.  校長とのフリートークを計画的に実施し、職員の親和性を向上します。

   (取組状況の指標:校長と教職員とのフリートーク実施、県の職員満足度アンケート)
   (達成状況の指標:フリートーク25人以上実施、職員満足度アンケートの実施し、満足度70%以上)

地震・津波、風水害への備え及び発生時、事後対応のために、過去の想定を全面的に見直し、実践的な避難訓練を含む地震防災教育の充実に努め、生徒の安全確保に努めます。

【総務部・事務部・生徒指導部・保健部・図書部】                                   

  1. 過去の想定を全面的に見直し、緊急地震速報の活用訓練やさまざまな場面(集会時、授業中、休み時間など)を想定したより実践的な避難訓練を実施したり、保護者引き渡し、帰宅不能生徒の学校宿泊、地震後の生徒の様子、避難状況等の情報収集及び情報発信、避難所開設時の対応等を計画に入れたマニュアルを作成し生徒の安全確保に努める。また、LHR、総合的な学習の時間を活用し、地震発生後に流される情報の真偽を見極める力を付けたり、曖昧な情報を不用意に発信しない態度の育成などの情報リテラシー教育を行う。