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2015年12月 SGH海外フィールドワークin中国天津

2015.12.19

2015年12月19~23日、グローバルリーダー学を選択する生徒14人(1年生6人、2年生8人)は海外フィールドワークとして中国・天津を訪問しました。今やGNP世界第2位となるまで発展した中国経済の原動力の一つともいえる天津を、歴史と文化、学校教育(高校・大学)、医療施設、日系企業訪問などを通じて学習してきました。

12/19(土)
出航!中部国際空港→天津へ
日本航空841便(JL841)にて天津濱海国際空港へ
到着後、周恩来鄧超頴記念館、天津広播電視塔を訪問。
中華人民共和国初代総理・周恩来とその妻・鄧頴超に関する記念館。周恩来の幼少、青年期から中国建国の歩み、総理としての業績などテーマ別に展示されている。
天津広播電視塔を訪問
高さ415.2mのテレビ塔で、天津で最も高い建築物。高さ約250mのところに展望室があり、市内を360度見渡すことができる。ただしスモッグのため、あまり遠くまで見渡すことはできなかった。
12/20(日)
楊柳青博物館
楊柳青鎮は1000年以上の歴史を持つ中国北方地区有数の古鎮として知られる町。版画や凧など多くの民間芸術が花開いた。町中には露天が出ており市民の観光地になっている。石家大院は天津有数の名家で、現在は博物館として利用されている。
古文化街を訪問
800年の歴史を持つ古い町並み。天津の発祥の地ともいえる場所。中心に天后宮という海の女神を祭った廟がある。廟内を見学した後、自由行動。約600mの通り沿いには古い書籍や玩具、伝統的手工芸品、飲食物などを扱う店が建ち並んでいる。
12/21(月)
天津外国語大学附属外国語学校で英語と日本語の授業に参加→その後、交流会。
高1生の授業に参加。英語の授業はオールイングリッシュ、日本語の授業はオールジャパニーズで行われる。その後、交流会を行うが、中国人が学生の語学力に驚かされる。本校生徒は中国語版「世界に一つだけの花」を披露した。現地生徒は日本文化のこともよく知っていて、帰国早々「メリクリ」というメールをもらった本校生徒もいる。
天津中医薬大学を訪問
中国で初めての伝統医学を教える大学として設立された。医学部をはじめとする4つの学部が設置されている。学生の研修室や実験室に案内していただき、実験器具や模型を見せていただいたり、附属病院の治療中の診察室やリハビリ室にまで案内していただいた。日本ではなかなか見せてもらえないところまで見学させていただいたのには驚いた。
12/22(火)
天津理工大学
学生数26202人(聴講生10000人以上)、教職員数1877人、61の学士号、69の修士号が習得できる。「理工」大学だが、外国語やビジネス、法政治学、中国文化などについても学習することができる。写真は工程訓練中心(トレーニングセンター)での実習の様子。
万苗農業模範基地
国家農業総合開発計画の一環で21世紀に入ってから設立された。育苗研究やバイオテクノロジーを利用した生産研究、微生物を利用した有機栽培野菜の研究をしている。何カ所かのビニールハウスでプチトマト、スターフルーツ、唐辛子、茄子を栽培しているところを見学した。
香奈維斯(天津)食品有限公司
三重県四日市市に本社を置く太陽化学株式会社の現地法人。株式会社フランソワ(本社福岡市)と合弁してベーカリー事業をおこなう現時法人を設立した。
会社概要の説明を受けた後、工場見学を行う。材料の撹拌、成形、冷蔵発酵、焼き上げ、包装、出荷等のラインに沿って、説明を受けながら見学する。
12/23(水)
近代天津博物館から五大道へ
1953年に開館した歴史博物館。10万点を超える貴重な資料が展示されており、天津の歴史と文化を細かく紹介している。この日は特別に貸し切り同然で入館させていただいた。
その後、五大道散策。五大道は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリス租界だった場所。多くの西洋人が居を構え、天津を特徴づける町並みとして多くの人を引きつけている。