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SGH海外フィールドワーク カンボジア研修旅行(報告)

2016.12.18

■ 日 程:平成28年12月18日(日)~23日(金)5泊6日   

■ 参加者:生徒12名、引率教員2名

12/18(日)
中部国際空港からカンボジアへ出発

中部国際空港を出発。
ベトナムで乗り換え、カンボジア
(プノンペン)に向かいます。
12/19(月)
JICAカンボジア事務所訪問

JICAカンボジア事務所長さんからカンボジアの歴史や日本からの支援などについて説明いただき、生徒からの質問にも丁寧に回答していただきました。また、事務所内の資料室も見学させていただき、カンボジアへの支援や可能性について考えました。
クラタペッパー訪問

三重県津市出身の倉田さんが経営するクラタペッパーを訪問。
倉田さんの生い立ちやカンボジアとの出会いなど、多岐に渡る話を聞かせていただき、何よりも倉田さんの行動力に生徒は大変感銘を受けたようです。
また、胡椒の選別作業も経験させていただきました。
トゥールスレン虐殺博物館見学

クメール・ルージュ支配下のカンボジアに設けられていた政治犯収容所を見学。
学校を転用したため校庭や教室の痕跡が残っています。
ここには尋問室、暗くて狭い独房、拷問で使用された道具や、多くの犠牲者の写真が掲示されています。
当時の残虐な時代を知り、このようなことが二度と繰り返されない世界を作っていかなければならないと感じました。
12/20(火)
カンボジア日本友好学園(ブレイベン州)訪問

プノンペンから車で約2時間。途中JICA支援の「つばさ橋」を渡り、カンボジア日本友好学園に到着。生徒は自己紹介してすぐに意気投合。楽しく話し込む姿はまさにグローバル。最後に学校で集めた文房具のプレゼントを渡しました。
その後、日本の遊び、カンボジアの遊びを一緒に楽しみ、言葉を超えた「笑顔」の力を感じました。

また、一緒に食事をとり、ホームビジットを体験し、将来まで繋がる友好を深めました。
12/21(水)
Tonle Bati(トンレバティー)遺跡見学

プノンペンから車で1時間程度にあるアンコールワット時代に建てられたとされる小さな寺院。
細かい装飾等はクメール遺跡を堪能。
キリングフィールド見学

トゥールスレンで収容された人々が、連れてこられた処刑場。
今もなお、犠牲になった人の衣服が地中に埋まっています。
生徒一人ひとりが音声ガイドの解説を聞きながら、悲惨な歴史を現場で感じ、「平和」への思いを心に強く刻み込みました。
王宮見学

プノンペン市内の中心部にある、カンボジア国王の住まいである王宮を訪問。
当日は晴天も相まって、写真や絵画を見ているような美しさで、屋内には金や宝石で飾られた仏像も多数。
12/22(木)
王立法経大学訪問

名古屋大学が提携を結ぶ、日本法教育研究センターの学生と、日本語を教えたり、クメール語を教わったり、名刺交換をして互いの言語で交流。
大学内の学食でいっしょに昼食を食べながら、カンボジアのことや将来の目標など情報交換。昼食後は日本の伝統的な遊び紹介として、自作した大判かるたで白熱。また伝統的な踊りを教わるなど、交流活動もあっという間に終了。
涙ながらの別れとなり、後ろ髪をひかれつつカンボジア空港を後にしました。