6月1日(水)本校体育館にて全校生徒を対象としたSSH講演会が開催されました。外務省アジア大洋州局 南部アジア部 南東アジア第一課課長補佐 加藤 頌太さんをお迎えし、「外交の仕事～三重出身の私がなぜ外交官になったのか～」というタイトルでご講演いただきました。
学生時代に多様な人々との出会いを求めてバックパッカーとして海外を訪れているうちに、「異文化に触れつつ、日本が世界で愛され続ける仕事をしたい！」という夢を持つようになり外交官の仕事を選んだこと、外交官になってから、総理大臣を始めとする要人をサポートして外交が円滑に進むようにしていること、在外公館では邦人の命を守るとともに相手国といかに良好な関係を築くよう努力しているか等、ご自身の経験を基に外交の仕事の大切さが実感できるお話をいただきました。講演後の座談会には外交官になるためにやるべきことや海外で活躍するためのアドバイスを求める生徒が加藤さんのもとに数多く集まり、活発な質疑応答が行われました。
講演会後の生徒アンケートには「一つ一つの話が簡潔でわかりやすく、進路の決定や自分の視野を広げ、多様性に触れるための「旅」、語学力の必要性、自分にあった学習法など、今日からでも実践できるような内容で、年齢も比較的近いこともあり、非常にためになる、素晴らしい講演でした」「「これだけは譲れない」、「人との出会いが好き」というメッセージが真っ直ぐ伝わってきたのが素敵だと思いました」など、たくさんの感想が寄せられました。
