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四高版「科学の祭典」

2023.01.28
日時 令和5128日(土)
             ポスター発表    9:3014:50
             口頭発表      9:3014:50
             研修報告       15:1515:35(オンラインで各教室に中継)
場所 本校体育館(ポスター発表),普通教室・特別教室等10会場(口頭発表)
参加者 12年生全員,教職員,SSH運営指導委員6名,三重県教育委員会3名,保護者151名(83名来校,68名オンライン視聴),三重ジュニアドクター育成塾(小学生)8名,東ソー株式会社 5教育関係者(県内高校,大学関係者等)14名  
 
   2年生が学校設定科目「探究」で実践してきた研究成果を発表する四高版「科学の祭典」が行われました。発表を通じて,自身の研究をまとめる能力やプレゼンテーション能力を育成することを目的とし,また,発表における質疑応答において研究内容に対する知識・理解を深めました。さらに,1年生は2年生の発表を見学することで来年度の研究活動を具体的に思い描くことができました。
 また,自然科学系部活動や国内研修,さまざまな課外活動によって探究活動を実施してきた生徒についてもポスター発表や口頭発表を行い,その成果を全校生徒に還元するとともに課外活動の啓発を行いました。

 

▼諸岡校長挨拶
▼開会宣言 田口 竣一(2年)

(ⅰ) 口頭発表:9会場に分れて58名が発表しました。1会場につき,午前と午後の2回,一人15分の持ち時間で発表と質疑応答を行いました。


(ⅱ)   ポスター発表:66ブースに分れて261名が発表しました。一人30分の持ち時間で,34回発表と質疑応答を繰り返しました。


(ⅲ) 研修報告:課題研究能力を高める諸活動であるSSHつくば研修と沖縄研修の報告を行いました。
▼つくば研修 
▼沖縄研修

    最後に表彰式が行われ,口頭発表部門では最優秀賞2名,優秀賞9名,奨励賞8名,ポスター発表部門では最優秀賞3名,優秀賞7名,奨励賞8名が表彰されました。最優秀賞は以下の皆さんです。

【口頭発表部門】

▼松浦 綾花「磯焼け海域におけるウミトサカの生態」
▼土岐 京輝「ボールペンの粘性と書き心地の関係」
【ポスター発表部門】
▼井上 月「力積から求めるランニングシューズのソールの反発」
▼髙橋 莉乃「お茶パックでお茶を作るときに効率の良い温度」
▼大窪 珠莉「熱い水のほうが冷たい水よりはやく凍るムペンバ効果の未知性」
  2年生による成果発表会は,探究活動の一つのゴールであり,生徒はこの発表会に向けて前日まで時間を費やし,入念な準備を行ってきました。当日のポスター発表では,生徒一人一人が創意工夫を凝らした発表を行いました。発表者のまわりを囲む生徒は途切れることがなく,集中して発表を聴き活発な議論が展開されました。今回の発表によって生徒が質問された事項や新たな課題については来年度の「探究Ⅲ」において論文にまとめる中で追実験や追調査を行い,より研究内容を深めていく予定です。