大阪・関西万博において、厚生労働省は、「Health Design 輝き、生きる ~Live Brighter~」をテーマに、健康とウェルビーイングを主軸としたパビリオンを出展しています。その展示や体験イベントの一環として、6月22日(日)、本校SSH生物部の生徒3名が、再生医療に関する研究成果を発表しました。
この発表は、2025年3月に開催された再生医療学会において銀賞を受賞した研究が評価され、厚生労働省より招待を受けて実現したものです。
生徒たちは、「再生医療の技術を工学へ応用する」という新たな視点から、電気ウナギなどの発電細胞をiPS細胞の技術によって大量に再生・増殖させ、それを活用して家庭用の電力を供給するという構想を提案しました。理論上の発電量の試算なども行い、その実現可能性について科学的に検討しました。
当日会場では、生徒たちの独創的な発想と高い探究心に、多くの来場者が注目し、発表は高く評価されました。