本校では、1年生の「探究Ⅰ」で研究テーマを設定し、2年生の「探究Ⅱ」で1年間を通して課題研究に取り組んでいます。その2年生で行う探究Ⅱ化学分野のうち、大学・企業と連携して研究を進める探究Ⅱs化学分野では、「酸化チタンの光触媒性能」と「鉄イオンとクエン酸のキレート錯体」の2つのテーマについて、1年次のテーマ決定・研究計画の作成から化学工学会東海支部のご支援の下、名古屋大学および石原産業株式会社様より定期的にご助言・ご指導をいただき、研究を進めています。
その中でも今回は「鉄イオンとクエン酸のキレート錯体」をテーマに研究している生徒が、8月17日(月)に、名古屋大学工学部の山本徹也先生のご指導のもと、分光光度計を用いた実験を行いました。
実験では、まず研究室の学生の方から測定方法について指導を受け、その後、生徒自身が持参したサンプルの分析を行いました。本校の設備では測定できない波長範囲の吸光度を測定するとともに、各サンプルの比較分析を行うなど、大学の研究設備を活用した実験に取り組みました。
実験終了後には、山本先生との面談の機会をいただき、今回得られたデータをもとに、今後の研究の方向性について相談しました。大学の研究者から直接助言を受けることで、生徒にとって研究をさらに深める貴重な機会となりました。
今後も山本先生の研究室を定期的に訪問し、実験や面談を通して研究を進めていく予定です。大学との継続的な連携を通して、専門的な知識や研究技術だけでなく、自ら課題を見いだし、試行錯誤しながら研究を進める力を育んでいきます

