令和8年10月20日(火)、四日市市文化会館にて、全校生徒を対象としたSSH講演会を開催しました。
講師としてお招きしたのは、2025年にノーベル生理学・医学賞を受賞された坂口志文先生の伴侶であり、共同研究者でもある、本校卒業生の大阪大学招聘教員・坂口教子さんです。「夫婦で免疫研究40年 ノーベル賞への道」と題して、ご講演いただきました。
講演では、免疫や医療に関する専門的な内容をわかりやすく解説していただくとともに、勉強や進路選択など、生徒たちのこれからの人生につながるメッセージもお話しいただきました。質疑応答では多くの生徒が積極的に質問し、一つひとつの質問に丁寧に答えていただきました。生徒たちは免疫や医療への関心を深めるとともに、本校の卒業生が世界的な研究に携わり活躍している姿に親近感を抱き、自分たちの将来の可能性を感じる貴重な機会となりました。
講演後には本校にもお越しいただき、授業の様子や生徒の課題研究をご見学いただきました。その後、2年生13名との特別交流会を実施しました。交流会では、医療に関する質問に加え、進路選択や将来への悩みについても相談が寄せられ、活発な交流が行われました。
講演後の生徒アンケートには、
「探究活動や普段の勉強に対するモチベーションが高まりました。坂口先生のように、壁にぶつかっても自分のやりたいことを貫き、難題に挑む誰かを支えられる人になりたいです。」
「先生のお話を聞いて、疑問をつくるのは難しいからこそ、少しの『気になる』を大切にしようと思いました。自分が納得するために、勉強を頑張ろうと思いました。」
「ノーベル賞に至るまでの長い道のりを乗り越えられた背景には、まずはいろいろとやってみるという姿勢があったことを知り、自分も困難があっても正面から向き合っていこうと感じました。」
というような感想が寄せられました。
今回の講演会は、科学や医療への興味・関心を深めるだけでなく、日々の学習や探究活動に取り組む姿勢、そして将来の進路について考える大きなきっかけとなりました。本校の卒業生の歩みから多くの刺激を受け、生徒一人ひとりが自らの可能性を考える、貴重な学びの機会となりました。


